2021年12月23日木曜日

結果が出る勉強法

目次(2021年12月23日更新)

  1. 自分に合った勉強法を見つけよう
  2. 勉強法の前に、身につけておいて欲しい思考
  3. 環境を整える
  4. 心の拠り所を整える
  5. 教材を整える
  6. スケジュールを整える
  7. 学び方を整える
  8. 段階別勉強法
  9. 夢や目標を見つけてモチベーションを上げる
  10. おすすめの書籍


 学ぶ内容は同じでも、人に合う勉強の仕方はそれぞれです。
せっかく学びに時間をかけるなら、良い結果を伴う方がもちろん良いですよね?
なので、多くの結果が出る勉強法について、この記事では言及していきます。
 勉強だけでなく、成功するために必要なことは「取り組む為の思考(自分の生き方)」「具体的な取り組み方(勉強テクニック)」の両方を兼ね備えることが大事です。どちらかを軽視している人で大きく成功している人は私は見たことがありませんし、成功している人の生き方を調べ学ぶと、人生色々失敗を経て、両方兼ね備えた状態になっています。


 自分に合う(=結果が出る)学び方を、身につけていれば、学ぶことが楽しくなります。
他人から見たらキツイことを我慢して努力しているように見えるかもしれません。
ただ、当の本人は充実感を得ながら楽しく学んでいるだけなんです。

 その状態になれる事を目的にこの記事を執筆しています。
結論から先にいうと「今まで自分がやったことのない事にチャレンジをどんどんする。ノウハウがないので失敗することは当たり前。失敗は恥ずかしいことじゃないから恐れずにチャレンジし続けること」という思考で生きることが大切です。

 失敗を恐れる人は、過去に失敗したら怒られたり、咎められたりした経験があると思います。
ですが、むしろ成功者と呼ばれる人たちは失敗することは当たり前という、失敗を恐れない思考を持っています。

  • アインシュタイン(物理学者)
    失敗は問題だ。しかし、成功しようとしないのは、もっと問題である。
  • マイケル・ジョーダン(バスケット選手)
    失敗することを恐れたことは一度もない。
    成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない。
    僕は何度も何度も何度も失敗してきた。だからこそ僕は成功したんだ。
  • マーク・ザッカーバーグ(Facebook創始者、実業家)
    いまだかつてない最大の成功は 、失敗する自由から生まれる。
  • トーマス・エジソン(発明王)
    私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
    すべての可能性を試しつくしてしまったと思ったら、思い出してください。「まだ試してないことが必ずあることを」
  • ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
    成功を祝うのはいいが、もっと重要なのは失敗から学ぶことだ。
  • 本田圭佑(サッカー選手)
    何でもスムーズに上に行くことはないと思うし、一度や二度の挫折は誰にでもある。一番重要なのは、その挫折から立ち直れるか、立ち直れないかだと思う。ただ、勘違いしちゃいけないのは、下に落ちるっていうことが、進化してないということではないんですよ。下に落ちるのも、次に昇るための変化かもしれない。昇るために、落ちることが必要なこともある。
  • 松下幸之助(パナソニック創業者、実業家)
    とにかく、考えてみることである。工夫してみることである。そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい。

 いかがでしょうか。失敗を良しとしない人と比べて思考が違いますよね。
このような思考の日本人が少ないのは、やはり失敗は許されないという日本の風潮が未だにあるからでしょうか。
 この記事を読んでいる皆さんが将来上司となり、部下が失敗をしても、失敗しても良いどんどんチャレンジしていけと言える思考の人になって欲しいと思いますし、また、そんな職場の環境づくりを行っていって欲しいと思います。
 ただし、失敗すると死ぬレベルの案件は絶対に失敗してはいけません。それを回避する為の失敗です。また、失敗したときにダメージが少なくなる仕組みを作っておくことも大切です。
 ということで、今から結果を出すために僕が今までの経験で有効だと思う勉強法について述べます。失敗しても良いのでぜひ一度チャレンジしてみてください。失敗すれば、それは自分に合わない、他のやり方を模索しようというマインドでいましょう。勉強だけでなく、仕事や趣味やプライベートなど、あらゆることが充実して楽しい人生となる可能性がずっと大きくなります。

 あとは素直さが、自分の能力の向上にかなり重要です。成功して人がやっていることを自分には合わない向いてない、自分にはできない、意味ないなど色々理由をつけて、今の自分の価値観に合わないものはやらない人がいます。残酷ですがはっきり言います。今まで私が見てきた中でそのような人は100人中100人能力が低いです。
 自分に芯を持つことと、どんなことからも学ぶ姿勢は同じことではありません。
成功している人の多くは成功している人の真似をしています。それが効率的だからです。私もその為に成功している人の生き方を日々取り入れています。まずは真似してみて、それで自分に合わなかったら捨てれば良いだけの話です。真似は良いことです。真似をしても個性はでます。もし、この文を読んでドキッとした人がいれば、悪い意味でのプライドは今日で捨ててしましましょう。

 勉強しようと思い立ったらすぐに取り組める環境を整えましょう。また、モチベーションを継続できる環境を整えましょう。なぜなら取り組もうと思って、すぐ取り組めないとやる気が落ちることが多いからです。
  • 部屋の片付けをする
     机の上(作業スペース)だけは常に何も置かないようにしましょう。私も部屋全体は片付いていませんが、机の上は何も置いていません。机の上に物があると、まずはそれをどけるなどの作業が入ります。そこで、先程まであったやる気が落ちて、その後も生産性が落ちることがあると思います。
  • 集中力を乱す要素を排除する
     今の時代だとスマートフォンが代表的なものでしょう。人は集中しているときに、他に注意がいくと、再び集中するのに時間がかかると言われます。自分の作業の集中を乱す可能性があるものは排除しましょう。
     私は集中する必要があるとき、スマホをタイムロッキングコンテナというセットした時間が経過しないと開けることができない箱に入れています。また、少々お高いですがAirPods Proのノイズキャンセリングで外部の余計な音を耳に入れないようにしています。また、スマホは常におやすみモードにしています。スマホの通知は集中力、生産性を下げる原因にしかなりません。
  • 集中力を保てるものを用意する
     五感という言葉あるように、あらゆる刺激に反応するよう体は出来ています。私は例えば集中できるアロマの香りを勉強するときに使う。また、ポモドーロ・テクニックという集中を続ける技術があります。簡単に言うと25分やって5分休憩のルーティンを繰り返す方法です。これはとても効果があります。スマホのタイマーアプリでも時間は測ることが出来ますが、計測専用のポモドーロタイマーもあります。色んな機能がついているスマホは他の機能に気が行って集中力がかける可能性があります。タイマー機能だけの不便なものの方が生産性が上がることもあります。

  •  勉強でなくても、仕事でも、好きなことをやっていても必ず嫌なことがあります。そのとき、気持ちが落ちこみますが、心の拠り所があると必ず立ち直ることができます。私のオススメはメンターを見つけておくことです。メンターとは自分の気持ち(メンタル)を支えてくれる人のことです。何かあったときに支えがあると、立ち直れます。
     身近にそんな人いないともし、思っている人。
    必ずしもメンターはリアルの知り合いである必要はありません。私の人生観や行動が変わったメンターの多くは、本やYouTubeの著名人です。
     私の心の拠り所は、メンターの方々の生き方です。彼らは失敗を恐れません。チャレンジを続けます。時には批判にさらされます。そのときに、どう立ち振る舞うか彼ら彼女らの生き方、思考がすごく参考になります。そして、真似してみると自分が成長できる実感も得ることができ、多くの失敗の中で成功も収めることができ、自己肯定感も高く今の人生が幸せに感じることが出来ています。
     そのような自分にとって影響が大きいメンターに出会えるかどうかは運です。出会おうと思ってすぐに出会えません。ですが、自分から出会おうとしないと一生出会えないでしょう。だから、自分から動いてください。自分から色んな人に会いに行ってください。私は
    セミナーや講習会に行って、終わった後に講師に声をかけて、つながりを作ろうとします。また、本やYouTubeなどもすきま時間で見まくって、その人の何十年分の生き方、成功するためのマインド、こうしたら失敗するという事を吸収しています。このように運は自分で掴むことができるんです。
     もちろん身近な人でも構いません。でも、残念ながら私の身近な人で私の人生そのものに影響したという人は今の所いませんでした。だから、自分の周りに心の拠り所となる人がいないという人も、本やYouTubeなどで出会おうとしてください。
     参考までに私が影響を受けた本やYouTubeなど、いくつか紹介しておきます。

     自分のレベルにあったものを整えましょう。もし今、学校の教材だけで自分の満足する結果が得られていないなら、今すぐ本屋さんに向かいましょう。自分にあっていないものをやり続けるのは非常に生産性が悪いです。
     また、ここで言う自分にレベルにあった教材とは
    • 自分が納得できるレベルで書いてある内容が分かって(インプット)
    • その教材にある例題や問題を解くことができ(アウトプット1)
    • その問題内容を他人に説明できる(アウトプット2)
     以上の状態まで持っていくことできる参考書
    と定義しましょう。
    いくら分かりやすい参考書でもアウトプット2の段階まで持っていけないと、結果に結びつきません。
     なので、本屋さんに行き、参考書などを立ち読みして購入して欲しいのですが、次の点に気をつけて参考書を選ぶと良いと思います。
    • 書いている内容が一人で分かる、読める(分からないなら、前の学年、中学校小学校レベルまで戻って良い)
    • 例題や問題も掲載している
    • 自分が他人に説明するときに、真似できそうな書き方をしている
    以上を気にしておけば、大きく自分のレベルとずれた本を買うことにはならないでしょう。

     計画を立てるのはとても生産性が上がります。その都度何をやるか決めてやるという事は、その都度脳のリソースを使うということです。脳も体と一緒で使うと疲れが溜まります。1日にやれる限界は決まっています。スポーツでもやりすぎると体を壊します。
     
    計画立てとは予めいつ何をするか言語化して決めておくことです。最初に決めておけば、後はそれを実行するだけなので、無駄に脳を使うことなく学びに脳のリソースを割り当てることができます。
     ただし、精密なスケジュールを立てるのは私はオススメしないです。なぜなら、精密にいつ何をすると決めても、実際にそのとおりに行く可能性の方が低いと思います。急な用事ができることもあります。なので、ざっくりとした目標を立てて、その都度計画を微調整していく方がストレスも少ないと思います。
     また、私はきっちりとした時間ベースの計画立てもやめた方が良いと思います。例えば、19:00~20:00までは英語をやると決めて、実際に20:00になっても、後少しでキリの良い所まで行くからやりたいという状況は多々生まれると思います。それで、結局もう少しやってしまうと計画を立てた意味は全く無くなってしまいますし、そこで終わっても後の勉強時間でそのことが気になって集中できないと本末転倒です。
     それよりも目標ベースが良いと思います。ざっくり19:00~20:00くらいに英単語・熟語200個のおさらいをやる。という具合です。もちろん、
    自分の現段階の能力から時間内にできそうな目標を設定してください。そうすると大きく計画倒れになることも少ないでしょう。
     また、目標には大目標、中目標、小目標の三段階に分けて設定することをオススメします。例えば次の定期考査までに数学の今より良い状態にしたい。
    大目標:次の定期考査で○○と○○の分野はほぼ完答できる状態にしたい
    中目標:今週までは問題集のここまで、来週は問題集のここまで演習しておく
    小目標:毎日基礎問題を5問解く、計算ミスなく満点をとるよう計算に気をつける
        時間を気にしながら解く、一週間に一回は前にやって間違えた問題を確認する
     などです。大目標は長い期間で見たゴール、中目標は大目標を達成する為に、その間に定期的に設定する目標。小目標は大目標や中目標を達成する為に、日々こなす目標です。小目標は複数設定しておいてください。なぜなら、人は誰でも頑張って失敗すれば落ち込みます。小目標を複数設定しておく理由は、成功体験を作るためです。複数作っておけば、そのうち何個か達成できるはずです。達成感がない事が続くと、モチベーションも下がって結果生産性が下がります。
     最後に、目標は高く計画しましょう。自分に甘い、または周りに合わせた計画は時間の無駄です。人は誰でもプレッシャーや必要性がないと動きません。だから、成功する人は自分で自分を追い詰める技術があります。
     夏休みの宿題をずっとやらず結局始業式前日にやる、普段は遅刻ばかりだが修学旅行など楽しみな行事にはしっかり間に合うなどが良い例だと思います。この状況を自分で作りだせたら、いつでも多少気持ちが下向きの時でもやりきることが出来ます。

     学びには知識や技術を理解するインプットと、それらの知識や技術を使うアウトプットがあります。どちらも大事ですが、インプットとアウトプットの比は3:7が良いと言われています。それほどアウトプットの方が大事と言われています。ここではインプットやアウトプットにはどのような方法があるか述べていきます。

    インプットの方法

    • コーネル式ノート
      名前どおりアメリカの名門私立コーネル大学が開発したノート術です。
      物事の整理、長期記憶するのに長けたノートの作り方です。
      私もYouTubeで公開しています。ご参考ください。
      【コーネル式ノート】暗記が苦手で自信喪失している人集まれ!諦めるにはまだ早い! 
    • マインドマップ
      よく日本史などは重要語句だけでなく流れで覚えろと言われます。ただ、膨大な量の知識をどのようにして関連付けて流れを整理するか。このような時にマインドマップは役に立ちます。
      以下のような図で知識を結びつけていきます。

      マインドマップ













      分かりやすい動画があるので、紹介します。参考にしてみてください。

      1年間書き続けた人が語るマインドマップ書き方のコツ【実演】


    • 「なぜ?」ノート
      ノートを取るときは、ただ内容をまとめるだけでなく、その内容に対してこんな理由だからこうなるという補足書きをする習慣をしていた方が良いと思います。
      なぜこうなるのかと常に考えることを習慣にすると、前提となる知識が浸透し、それを活かせる能力が身についていきます。

    アウトプットの仕方

    • 人に教える
      これが一番強力だと思います。他人に教えるということは間違ったことをまず言えないので、知識の整理をせざるを得ないです。また、思っていることを他人に自分の言葉で説明するにはやはり知識の整理を相当していないと難しいのです。
      なので、人に教えるつもりでインプットしたことをまとめて、実際に教えるだけでかなりしっかりとした知識が頭に残ります。仮に忘れても、すぐに思い出すことができます。
      この方法は協力してくれる人が必要です。一緒に勉強する仲間を作れると良いですね。ただ、どうしてもそれが難しいという人は、例えばYouTubeにその内容を実際に話してアップロードすると良いと思います。最近はスマホさえあればYouTubeにアップロードが可能です。これなら下手なことは喋れないから、同様の効果を期待することができます。
      自分が思っていることを「伝える」のではなく、どうやったら「伝わる」かを考えて教えてみてください。

    今の自分に合った勉強法を行うのが最も近道です。他人と比べるのはいけません。他人がハイレベルな事をやっているから、自分もやらないといけないと身の丈に合わないことをすると結局身につかないどころか、心が折れてやる気が完全に無くなってしまう可能性もあります。下地をしっかりと作ると、そこからはどんどんやれるので、まずは下地をしっかりと作りましょう。以下に学習段階別へのアドバイスを行います。

    • 教科書の内容がほぼ分からない、自分でどうしようもない
      自分にとって分かりやすい学習参考書の購入をおすすめします。<教材を整える>で書いた事項を参考にしてください。最近はYouTubeでも各教科説明してる動画も多くありますので通信環境が整っているならYouTubeもおすすめです。
      今の自分の状態、環境でどうしようも無くなっているのなら、変えないといけません。参考書を追加する以外にも今まで書いてきたような環境をまず変えてみることを考えてみてください。
    • 自分で取り組むが、中々結果に結びつかない
      自分にとって効果が薄い取り組み方をしている可能性が高いです。もしくは、やったつもりで全然時間的に取り組めていない事例も見られます。インプット、アウトプットの仕方の見直しをしてみましょう。また、上手く行っている人がどのようにして成功したかの情報収集を行いましょう。それらを真似してみましょう。成功者の生産性の高いやり方の中に自分にとって効果が高いものもきっとあるはずです。
    • ある程度結果が出している、後はより高みを目指したい
      このレベルでは基礎的な

     夢や目標はとても大きな原動力となるので、夢や目標を持つことは人生において重要だと思います。ただ、その夢が自分にとって重荷、足かせになりすぎる場合もあります。そのような時は夢の諦める選択も重要だと同時に思います。
     ここでは前者の夢や目標の見つけ方について考えます。私は大人になってから夢や目標を見つけました。目標の1つには数学で困っている人も一人でも少なくしたいということでYouTubeに動画を上げています。では、なぜそのような目標を持つことができたか。それは読書からメンターを見つけることができたからです。
     夢や目標に向かって生き生きと満身している人も見ていると人生楽しそうだなと羨ましく思います。しかし、そんな彼らも人生うまく行かないことばかり、そんな中、紆余曲折を経て立ち直って自分が自分に価値を見出すことができる人生を送っています。この記事で何回も書きましたが、私のその人たちの真似をしました。そのような生き方をしながら、自分に自信や夢を見つける事ができました。心の拠り所を整えるでもいくつか紹介しましたが、最後に勉強の仕方や心の整え方について私が読んでおすすめの本をいくつか紹介して終わりたいと思います。
     まだまだ、私も学びの途中。一生学びは終わりません。なので、さらに学びの情報があればこのページを更新していきたいと思います。ですので、よければ定期的のこの記事を見に来てみてくださいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿